このブログを開いてくださった皆様は、おそらく将来整形外科医や整体師を志している方々が多いと思います。医者も現在人手不足に陥っているのでこれを読んでいるあなたが未来の私たちの腰痛や肩こりといった身体的苦痛を治す名医になってくれると思うと今からでも嬉しいです。
今後このブログでは、基本的に人体の仕組みやストレッチ、低気圧症の改善方法について詳しく解説していきたいと思っています。基礎中の基礎ですが、知識に漏れがあると重要な場面でケアレスミスをしてしまう可能性が高くなるのでこのブログで全て覚えていただければと思います。
頭から足先の順で説明していきます。あと、全部説明するとあまりに超大作になると思うのである程度区切りをつけて部位を細分化して説明していきたいと思います。なので今回は頭蓋骨編になります。
頭蓋骨は6種8個の脳頭蓋、9種15個の顔面頭蓋、3種6個の耳小骨で構成されています(それぞれの部位の説明はまた今度で)。全体的には脳みそを保護したり、噛むために重要な顎を構成したりする役割を持っています。脳みそを保護するのは脳頭蓋、顎を構成するのは顔面頭蓋が合わさって、頭蓋と総称されます。今回は脳頭蓋について説明していきたいと思います。
脳頭蓋は、以下の6種類の部分で構成されています。
前頭骨はおでこから簡単にさわれます。副鼻腔の一つである前頭洞を内部に持つ含気骨でもあります(副鼻腔の説明は別の記事で説明します)。頭頂骨とは環状縫合で繋がっています。
後頭骨はこのイラストにはないのですが後頭骨にはぴょこっと出っ張った部分がありますが、これは外後頭隆起と言います。後頭骨を裏返して見てみると、大後頭孔という大きな穴があるのですが、これは延髄、椎骨動脈、副神経が通っています。そしてその大後頭孔の周りにある後頭顆という突起もあります。頭頂骨とはラムダ縫合で繋がっています
頭頂骨は左右の骨は矢状縫合で繋がっています。他にも頭頂骨と側頭骨は鱗状縫合で繋がっています。
側頭骨は内部に聴覚器官と平衡器官が収まっています。
篩骨は副鼻腔の一つである篩骨洞を内部にもつ含気骨です。上部の篩板を嗅神経が通い、下部に出る垂直板は、鼻中隔の後上部をなし、上鼻甲介と中鼻甲介は鼻腔の外側の上部を構成します。下鼻甲介:骨名に骨という言葉を含まない稀有な骨。中鼻道、下鼻道を隔てます。最後に涙骨は眼窩の内側壁の前方に位置します。
以上が脳頭蓋を形成する六つの部位です。「特に覚えるべき部分はー」とかいう話ではなくて全部覚えていただきたいです。次回は顔面頭蓋について説明していきたいと思います。
今後もこのサイトを通じて閲覧者の皆様にこのような身体に関する知識などを伝えていけたらいいなと思っています。
初めてのブログでの投稿なので誤字がないかかなり緊張していますが、これからよろしくお願いします!